一般歯科|エミデンタルクリニック

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むし歯のサイン

歯が「痛い」「しみる」があったら、むし歯のサインかもしれません

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「歯が痛い」「歯がしみる」といった症状が気になることはありませんか?

もしかすると、それはむし歯のサインかもしれません。自覚症状が出る程度まで進行したむし歯は放っておいても治りませんので、「痛い」「しみる」といった感覚が強くなる前に治療しましょう。

また、当院では、重度のむし歯治療にはYagレーザーを使用しております。根管治療は通常のむし歯治療よりも難易度が高く、患者様の負担も大きいですが、レーザーを用いることでより安全・確実な治療を行うことができます。

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むし歯のメカニズム

むし歯の原因

むし歯の原因となるのは、プラーク内に潜む大量のむし歯菌です。
このむし歯菌が口腔内に残った食べカスに含まれる糖分を栄養源として酸を作り出し、この酸によって歯が溶かされるとむし歯になってしまいます。

脱灰と再石灰化のサイクル

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お口の中では、常に歯質のミネラル分が溶け出したり、吸収されたりしていることをご存知でしょうか?
このミネラル分が溶け出す作用を「脱灰(だっかい)」といい、逆に溶け出したミネラル分が再び歯に取り込まれる作用を「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。

口腔内では絶えずこの脱灰と再石灰化が繰り返されており、脱灰のスピードが再石灰化のスピードを上回るとむし歯になります。なお、ごく初期のむし歯なら再石灰化を促すことで進行を止めることができます。

むし歯を放置すると、どんな危険がある?

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  • 痛みがなくても進行する
  • 痛みが徐々に激しくなる
  • 治療が難しくなる
  • 治療時の身体的負担が増える
  • 通院の回数が増える
  • 治療期間が長くなる
  • 治療費の負担が増える

むし歯を放置することにはさまざまなリスクがありますが、早期発見・早期治療に努めることでこれらの不安を解消できます。

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歯の残っている本数別の医療費(1ヵ月)の違い

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残存歯20本以上の医療費 19,750円/月
残存歯0~4本の医療費 29,350円/月

月々29,350円ー月々19,750円=1カ月9,600円の差
月々9,600円×12カ月=年間115,200円の差
年間115,200円×残りの人生

上の図は、残存歯数別の医療費の統計データです。
残存歯20本以上と残存歯0~4本の医療費を比較すると、年間で115,200円もの差があり、歯を失うことは体全体の健康への影響が大きいことがわかります。

日頃のメンテナンスが不十分だと、早く歯を失ってしまうことにつながります。歯を1本でも失うと隣接する歯にダメージがおよんで歯列のバランスが崩れ、結果的にすべての歯を失ってしまうことにつながるため、「すべての歯を健康に維持する」という意識が重要です。

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むし歯と病気の関連

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むし歯は最悪、死に至る進行性の病気です。
糖尿病などの重い病気により免疫力が下がり、普通なら免疫力で抑えられていたものが抑えきれなくなり、むし歯菌が脳や心臓にまで届いてしまうこともあります。

死に至らずとも、むし歯を放置すると歯が壊れることもあるのです。

骨は普通、皮膚や粘膜、筋肉などで覆われているため、炎症を起こしにくいのですが、歯(という骨)が直接骨に埋まっている部分である顎だけは例外です。顎の骨まで、むし歯菌が広がると夜も眠れず、薬も効かず、激痛と闘うことになり、顎の骨の手術まですることになります(これを顎骨炎と言います)。

上顎の奥歯の放置により、副鼻腔炎(蓄膿症)になり、ひどい頭痛を感じることもあります。
顎の下のリンパ節が腫れたり、歯が揺れたり、つばを飲み込むだけで痛かったり、口を開けるのも辛かったりといった症状が出てきます。また、熱が出て、倦怠感や食欲不振、唇の感覚が麻痺することもあります。

このように、気付かないうちにむし歯は体内に入り込んで静かに進行していく怖い病気です。

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むし歯の進行段階と治療法

C0:ごく初期のむし歯

一般歯科 症状:エナメル質が酸によって溶けはじめた状態です。白く濁っているものの歯に穴はあいておらず、痛みもありません。

治療法:丁寧なブラッシングやフッ素塗布により、治ることもあります。

C1:エナメル質のむし歯

一般歯科 症状:エナメル質に穴があき、黒ずんで見えます。痛みは強くありませんが、冷たいものがしみることがあります。

治療法:むし歯に侵された部分を削り、削った部分を歯科用プラスチックで補います。

C2:象牙質のむし歯

一般歯科 症状:エナメル質の内側にある象牙質までむし歯が進行した状態です。冷たいものや甘いものがしみるようになります。

治療法:むし歯に侵された部分を削り、詰め物で補います。C1よりも穴は大きく、深くなります。当院はこの段階でレーザー照射やフッ素塗布を行います。

C3:神経まで達したむし歯

一般歯科 症状:歯の奥にある神経までむし歯が到達した状態です。何もしていなくてもズキズキと激しい痛みが生じます。

治療法:むし歯に侵された神経を除去し、神経が入っていた根管内部を消毒して薬剤を充填します(根管治療)。

C4:歯根まで達したむし歯

一般歯科 症状:歯がほとんど溶け、歯根までむし歯に侵された状態です。

治療法:抜歯になるケースとまだ残せるケースに分類できます。健康で丈夫な根であれば抜かずに済むケースもあります。

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重度のむし歯治療

一般歯科 むし歯がエナメル質、象牙質を経て神経まで到達してしまった場合は、「根管治療(こんかんちりょう)」が必要になります。

根管治療は、むし歯菌に侵された神経が入っている管(根管)から汚染された組織を徹底的に除去し、内部を消毒してむし歯菌が入らないように薬を詰めて密封する治療です。

レーザーによる根管治療

根管治療は通常のむし歯治療よりも難易度が高く、患者様の負担も大きいですが、レーザーを用いることでより安全・確実な治療を行うことができます。エミデンタルクリニックでは、根管治療にYAGレーザーを採用しています。
深刻なむし歯でも、抜歯を避けて歯を残せる可能性が高まります。

レーザーを使用することのメリット

  • 根管内を無菌化して再発を予防する
  • 根管治療後の腫れを抑える
  • 根管治療後の回復を早める
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保険診療におけるむし歯治療の考え方

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保険診療で奥歯のむし歯を治療する場合、比較的小さな詰め物被せ物の2次カリエス(2次的な虫歯)には、当院では時間をかけてコンポジットレジンの充填を行っています。

銀歯は天然歯に比べて何倍も重く、片側だけに重い金属の詰め物が入っていると徐々に顔の左右のバランスがゆがんでしまう可能性があります。

コンポジットレジンなら、天然歯と重さのバランスが取れるので、顔にゆがみが生じるリスクを減らすことができます。

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むし歯?それとも知覚過敏?

一般歯科 「歯が痛い」「歯がしみる」という場合、原因として考えられるのがむし歯と知覚過敏です。神経が過度に刺激されて症状が出るという点ではどちらも同じですが、メカニズムが異なるため、治療方法も異なります。

いずれにしても、適切な処置を行う必要がありますので、お早めに歯科医院へお越しください。

知覚過敏とは?

知覚過敏は、強すぎる歯みがき・歯ぎしり・食いしばりなどによって歯のエナメル質が薄くなり、内側の象牙質が露出することで「キーン」という鋭い痛みが生じる疾患です。歯質を強化するフッ素を塗布したり、レーザーを照射することで知覚過敏の症状が徐々に気にならなくなります。

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