歯ぎしりする方、必読です。

あけましておめでとうございます。エミデンタルクリニックの岸です。

楽しいお正月が過ぎて、

日常が戻ってきた今日この頃年末からのご馳走続きで、歯も痛めていませんか?

今回、このブログでご紹介したいのは、歯根膜のダメージと噛み合わせの関係性についてです。

歯根膜とはこちらです

(歯と歯槽骨のクッションの役割をするのが歯根膜)

実は先月のある日、私は、歯が浮いた様な感じがして、触れるだけで鈍痛を感じる様になりました。

歯周病が進んだのか、虫歯なのか不安な思いの中、診察してもらったところ、歯ぎしりのし過ぎで、歯根膜にダメージが出ていることが分かりました。

言うならば、歯が捻挫してしまっている状況だそうです。

私の場合、左の方が噛み合わせが低いのですが、それにより歯がダメージを受けてしまっている様でした。

そのダメージを受けている歯を休ませてあげる必要がある為、マウスピースを作成し、

日中も寝る時もつけて1ヶ月様子をみることになりました。

(ちなみに、マウスピースの種類、使い心地などは、次回お伝えします)

(画像マウスピース)

歯根膜にダメージを受ける原因としてはいくつかあるそうですが、

私の場合、睡眠中の歯ぎしり、日中の食いしばりの癖等が挙げられました。

睡眠中の歯ぎしりは、日中のストレスの発散もされているとの研究結果もある程、日中では考えられない位の力で、食いしばっているそうです。

そして、そう言ったトラブルが起きやすいのは、噛み合わせの低い方に出てしまうことが多いと先生はおっしゃっていました。

そして、マウスピースをつけて約ひと月…

だんだん歯の痛みもなくなり、違和感もなくなりました。

今回、皆さんにお伝えしたいこと…

それは、歯ぎしりのクセがある方は、是非ご相談頂きたいということです。

歯ぎしりは、歯や歯根膜にダメージが出るだけでなく、擦り減りもありますし、歯自体の寿命を縮めてしまうこともあると言うことです。

そして、歯の寿命が短くなるとは、抜けてしまうリスク、抜かなくてはいけなくなるリスクがあると言うことです。

積極的に、ブリッジや入れ歯を入れないといけない口腔環境にしたい方はいないと思いますので、

少しでも気になることがあれば、歯科医院を受診することをお勧めします。

今回は、いち患者さんの立場も経験して感じた実体験を書かせて頂きました。

そして、お痛みが出ていらっしゃる患者様にさらに今以上に寄り添えるようにお仕事したいなと思いました。

今年1年も、皆様のより良い診療環境とお口の状態をサポートさせて頂けたらと思っております。本年もよろしくお願い致します。

⭐︎次回はマウスピースの種類、使い心地などお伝え致します。

是非お楽しみに^_^