治療中のお食事について(前編)

保土ヶ谷区新桜ヶ丘にあります、エミデンタルクリニックの岸です。

暑さも一段落して、秋を感じられることが増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は治療中の時のお食事について、お伝えしたいと思います。

“良く噛んで食べると体に良い” ”良く噛んで食べましょう”幼い頃から皆さんも言われて、よく御存知と思いますが、そうしない方がよい時もあります。

例えば、歯の治療中です。

今回は、前編後編と分けてお伝えしたいと思います。

注意が必要なケース①

外科手術を受けてしみる、腫れている

外科手術(歯を抜く、歯肉を切開する等)を受けた後、1週間程度は、その部位でよく噛んでしまうと、傷口が開いてしまったり、傷の回復にも時間がかかってしまいます。

手術がお口の片側の場合は、反対側の歯で、柔らかく煮たおうどん等、柔らかいものを召し上がってください。

お醤油、酸味の強い物、香辛料は、傷口にしみるので避けるようにしましょう。

注意が必要なケース②

仮歯や仮ふたが入っている時前歯が出来上がるまでの仮歯や、

根の治療をしている時の仮ふたは、必要な時に外して、治療がしやすいように、仮歯用の弱い接着材で付けられています。

歯にくっつきやすい、ガムやグミ、キャラメルなども避けるようにしましょう。

仮歯や治療中の歯も、欠けてしまう恐れもあるので、お煎餅や、あめ等、硬いものも避けましょう。

次回は、注意が必要なケース③から、食べられない時の対処法をお伝えします。